2月の半ば頃、4か月振りでジブリに宮崎監督を訪ねた。
「やあ、しばらく。元気だった?」
「ええ、おかげさまでどうにか生きてます」
「ははは。よし、コーヒーだ。Sさん、行こう。おーい、Yさんも。コーヒー!」
「しかし、なんだかおかしな事になって来ましたね」
「ああ、まあねえ・・・ナウシカみたいにみんなマスクして暮らさなきゃいけなくなるのかな。幸いこの辺はまだなんともないけど」
(この数日後、三鷹の森ジブリ美術館は臨時休館を発表する)
「こっち、ここ座るの」
「あ、火鉢がある」
「お、来た。はい」
「おお!でっかいマグカップ」
「うまいんだよ、ここのコーヒー」
「いただきます」
「どう?商売は」
「いやあ、厳しいですよ。不景気で。消費税も上がりましたし」
「店はどんな感じ?」
「もう古いものだらけガラクタだらけですよ」
「サルマタなんか干してないの?」
「宮﨑さん、サルマタは干さないでしょ」
「干してない?」
「うーん、さすがにサルマタは」
「なんだあ、つまんないなあ」
2020年3月31日火曜日
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蓄音機の落書き
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・読み下し 書して某氏に与(あた)う 古に曰く 君子は物を好まずして意(こころ)を物に遇せしむとは誠なる哉(かな) それ人の意あるは 物に触れて感ずれば 則ち憂喜を発す 其れ未だ発(ほっ)せざる 之を中と謂(い)い 発して節に中(あた)る 之を中と謂う 足らざるは則(すなわ)ち及...
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